今季初の逆転勝ちとなった前節の金沢戦(3〇1)で、勝利に大きく貢献したのが佐々木勇人。32分に大黒将志の得点をアシストして逆転に導くと、43分にはチーム3点目となるゴールを決めた。佐々木にとって、この得点はリーグ戦ではG大阪時代の2011年のJ1第18節・広島(5〇2)以来、実に約4年ぶりとなる得点だった。
1日の練習後、得点について問われると、「ようやく取れた。数字で結果を出せたことが大きい」と安堵。さらに、得点後のパフォーマンスについて突っ込まれると、「どうしていいか分からなくて、とりあえずビツ(石櫃洋祐)に投げ飛ばされて、大の字になった。オグリさん(大黒)に『そのまま寝ておけ』と。喜び方を忘れていた(笑)」と茶目っ気たっぷりに話した。
また、金沢戦では永島悠史がJリーグデビューを果たした。「試合に出させてもらうチャンスをいただいたことに感謝しています。応援して下さったサポーターや、今まで関わってくれた方にも感謝しています。これがプロの第一歩。練習からアピールして、また出場機会を勝ち取りたい」と殊勝に話した。(小田 尚史)
(BLOGOLA編集部)
2015/07/02 07:00