12日、チームは西京極スタジアムで公開練習を行った。ここ数年、ホーム開幕戦の数日前の実施が恒例となっており、和田昌裕監督も「クラブから申し出があったので、やらせてもらった。大変ありがたい」と感謝の言葉を述べている。
使用料など出費を伴うが、新加入選手にとっては本番前にピッチやロッカールーム、試合当日の導線などを体験できる貴重な場だ。「久々のスタジアムなので試合が楽しみ」と話す佐々木勇人は、2010年のJ1第27節・G大阪戦(1●2)以来の西京極でのプレーとなり、この試合では対戦相手として先制点を決めている。
また、ダニエル・ロビーニョも昨年のJ2第15節・群馬戦(0●3)で駄目押しとなる3得点目を記録。京都が選手交代とシステム変更で混乱したところを見逃さなかった。ゴールを思い出したのか、「このグラウンドには運がある。次もその運が出ることを願っているよ。スタート(先発)でもサブでも、いつもゴールは狙っている」と意欲を燃やす。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/03/13 07:00