名古屋は今日20日、天皇杯3回戦・京都戦に臨む。
前節のJ1G大阪戦(○1-0)でリーグ戦8試合ぶりの勝利を挙げた名古屋だが、誰しもが一発勝負のこの一戦に切り替えている。
中でも、西野朗監督が称賛を送り、警戒を示すのが、京都のストライカーであり、J2の得点ランクトップ(17ゴール)をひた走る大黒将志。ともに黄金時代を築いたG大阪時代の教え子の話になると、指揮官は笑みを浮かべながらも、確かな警戒を示した。
「衰えていないですね。動き出しのキレとか得点感覚、嗅覚はまったく衰えていない。一時期は中国に全部(良さを)置いてきたかと思ったけど(笑)、関西の空気を吸って生き返ったのかもしれないしね(笑)。危険? そりゃあそうですよ」
中2日での試合、コンディション面も考え、指揮官は数人のメンバーを変更して戦うことを明言。万全の準備を整え、すべてを知る大黒との“師弟バトル”に臨む。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/08/20 10:45