神戸は29日、明治安田J1第14節・仙台戦へ向けて軽めの調整で汗を流した。
27日のナビスコカップ清水戦(1●2)に先発した岩波拓也は、失点につながった自身のミスを振り返る。「シンプルに後ろに出そうと思ったが、あんなミスは初めてだった」と悔恨の表情。今節はベンチスタートが濃厚だが、「やり続けるしかない。与えられた時間をチャンスだと思って、自分でチャンスを勝ち取りたい」と挽回に燃える。
同じく先発出場したものの、前半だけで交代となった前田凌佑。「思い通りにプレーができず、相手のペースでやらせてしまった」と悔しさを滲ませる。そして、「まだまだ試合に出たい。どんな形、出場時間でも自分のプレーを出せるように」と気合を高めている。
前節の清水戦は、よもやの逆転負け。奥井は言う。「情けない試合でしたし、それをすぐにホームで取り返すチャンスがきた。やるだけです」。強い気持ちをぶつけるのみだ。
(神戸担当 小野慶太)
2015/05/29 19:30