天皇杯2回戦・奈良クラブ戦で河本裕之が復帰し、今季初めて神戸の5人のCBがそろい踏み。長崎戦で[4-4-2]の布陣で戦うとなれば、当然、CBの枠は二つだ。
そんな中、開幕以来、不動のCBとして神戸を支えてきたのが、岩波拓也だ。天皇杯では同期の前田凌佑、和田倫季が公式戦初出場を果たし、「良いプレーをしてくれて、すごいうれしかった」と、同期ならではの思いの詰まったエールを送った。若手の突き上げがチームへの良い刺激になると信じ、日々の練習に励んでいる。
岩波は「経験とか守備の強さは、クニさん(北本久仁衛)、コウモさん(河本裕之)、(キム・)ソンギくん、(イ・)グァンソンは僕よりある。でも、チームが今、つなぐ意識を高めている中で自分の特長を出せるのもそこ」と、競争の渦中に胸を張ってトライする。
持ち味の発揮と“無失点勝利”。チームへの貢献を19歳は欲している。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/09/13 14:49