明治安田J1 2ndの開幕戦・清水戦を5-0で大勝した神戸だが、あくまでタイトルを目指す初戦が終わっただけ。14日、2nd第2節・湘南戦の前日練習を終えた選手たちはいつもと変わらず目の前の一戦に集中している。
清水戦で強烈なサイド攻撃を披露した相馬崇人。「湘南は運動量の多いチーム。2~3度追いが戦術になっているし、球際のセカンドをどっちが拾えるか」と見据え、「いまはうちもそこが良い」と、ネルシーニョ監督の「球際に強く行く」というコンセプトの体現力に自信をのぞかせる。
岩波拓也も同様だ。「一人ひとりの単体で多く勝ったほうが有利に進める」と意気込み。湘南戦はA代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が視察予定だが、「ハリルホジッチ監督の前にネルシーニョ監督に使ってもらわなければいけない」とチームでの結果に照準を合わせる。
神戸は高い士気で2ndステージのホーム開幕戦に臨みそうだ。
(神戸担当 小野慶太)
2015/07/14 19:17