関西地方に久しぶりの雨が降った25日、いぶきの森球技場は分厚い雲に覆われた。ただ、この日は奥井諒の入籍が発表されたり、懐かしい人物の来訪があったり、ハッピーな光景が見られた。
練習後には、その懐かしい人物を選手たちが次々にいじったり、前田凌佑をいじった後輩のキン・ヨンボが自慢の快速でクラブハウスを逃げ出したり、そこかしこに活気があふれた。
さらに、人工芝の練習場でスクール生が練習を開始すると、そこに森岡亮太が現れサイン会へ。無数のフラッシュがきらめいた。そして、小川慶治朗は昨日のオフ、自身が所属したウッディSCの試合を生観戦。少年たちのひたむきなプレーに元気をもらった。
安達亮監督は前節のJ1第32節・横浜FM戦を振り返る。「前半はボールを持たれたけど、後半はこっちの方がポゼッションは良い。結果が出なくて『全然ダメだった』ってなりがちだが、良い悪いをしっかり分析して試合に臨みたい」。ポジティブなマインドを養いながら、神戸は今節のJ1第33節・G大阪戦への準備をスタートした。
(神戸担当 小野慶太)
2014/11/26 07:00