明治安田J2第10節・C大阪戦(0●3)で京都がフォルランに許した3失点の内訳は、PKが二つとFKが一つ。PKの一つも、FKの流れから磐瀬剛のハンドにより与えたものだ。
その磐瀬が退場となった場面や、0-1の場面でFKから有田光希のヘッドを山口智が押し込んだシュートが取り消された場面など、オフサイドに関することも含めて、試合後は判定に関して口にする選手が目立った。そんな中、キム・ナミルは「負けた人間の言い訳にしかならない。(判定は)人間のやることだし、こちらも強い精神力を持たないといけない」と判定によりメンタル面を左右されないことの大切さを説いた。「そういうことも含めて(前節は)運も関係したが、逆に僕たちにそういうことがあるかもしれない。それもサッカーではありえることだ」と、彼の視線は次の試合へ向いている。
和田昌裕監督も「そこでイライラしても仕方ない」とコメント。苦い思い出を今後への糧としたい。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/05/01 19:41