明治安田J2開幕の福岡戦を2日後に控えた6日、京都は練習を非公開で行った。サンガタウンの駐車場入り口には『本日、非公開』の看板が4シーズンぶりに姿を現した。
和田昌裕監督によると、ミーティングで福岡の映像を見たうえで紅白戦などを実施。「みんなで共有すべきところを確認した」(和田監督)。山口智も「そんな特別なことはしていない」と話しており、情報を遮断するというよりは見学者のいない集中した環境でトレーニングを行いたかった意向のようだ。
和田監督は福岡について、「しっかりブロックを作って、コンパクトな陣形から縦へ早いサッカーだと思う。互いに攻守の切り替えは早くなるんじゃないか」と試合展開を予想。山口は「最初の公式戦なので難しさもあるが、ものにしないと勢いもつかない。お互いに手探りなところがある中で、どちらが自分たちのいいところを出せるかだと思う」と意気込みを語っている。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/03/07 07:00