第8節の札幌戦で太腿のトラブルを訴えて交代した渡邊一仁だが、幸い大事には至っていなかった。「あの時はやってしまったなと思ったんですけど無事だった。良かったんですけど、自分の感覚が信じれないです」。渡邉は少々複雑な表情を浮かべながら、3日の長崎戦は出場OKであることを強調。「チームに迷惑をかけているんで、信頼を取り戻せるように頑張りたい」と強い決意を覗かせた。
チームは連敗中だけに渡邊の復帰は心強い。「札幌戦も水戸戦も蹴られた時の対応がうまくできていなかった」と話す渡邉は、長崎戦のポイントに“セカンドボール”と“コンパクト”を挙げた。
「この2試合でチームとして痛い授業料を払ったと思うし、学んでチーム全体でしっかり対応していきたい。まずセカンドボールを拾うこと。そのためには、後ろと前の距離をコンパクトにしていい距離間を保つこと」。
背番号8はやるべきことを明確にして名誉挽回に燃えている。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/05/01 18:55