連戦消化に追われてきたACL組の柏だが、2週間の貴重なインターバルを得た。工藤壮人も「チームとしてもう一度やりたいことが詰められる」と再強化期間としての重要性を強調する。一方で27日から長いリーグ戦に入るのがプロ野球。“虎党”で知られる工藤に、今季の阪神についても聞いてみた。
工藤が懸念するのは選手の固定化、高齢化だ。だからこそ彼は若手の奮起に期待する。「外野に頑張って欲しい選手がいる」と彼が名を挙げるのは新人の江越大賀と、4年目の伊藤隼太だ。内野は「サードがどれだけ固定できるか」がポイントだ。「西岡は打撃がすごく不振なので、他の選手がもうちょっと頑張ってもらわないと心配」(工藤)。シーズンの展望については阪神の優勝を願いつつ、「今年の巨人は絶対的な強さのある感じがしない。広島も盛り上がっているし、横浜はオープン戦で調子が良かった。かなり混戦になる」と予想していた。
そんな工藤の夢は甲子園球場での始球式。阪神球団の方、ぜひ前向きにご検討ください。
(柏担当 大島和人)
2015/03/27 20:33