ミロシュ・ルス監督が就任してから、横浜FCでは試合前日の練習を終える際に、PK戦をチーム全員で行っている。27日の練習終わりにもPKを行ったのだが、成功した選手に対する声掛けや失敗した選手に冗談を言い合う姿が見られた。そこからも、非常にいい雰囲気だということがうかがえる。
また、このPK戦で失敗した選手が、直近の試合でアシストをするというジンクスも生まれている。開幕戦(明治安田J2第1節・群馬戦/1○0)では前日に最後のPKを外した中島崇典が決勝ゴールをアシスト。第2節(栃木戦/1△1)では同じくPKを前日に外した寺田がゴールをお膳立て。第3節(金沢戦/2○1)の前には行わなかったが、27日の練習では試合2日前にも関わらずPK練習を行った。寺田紳一は「監督は明日が試合と勘違いしているんちゃうかな」と話していたが、この日は中島がPKを失敗。ということで、中島に次節のアシストフラグが立った。このジンクスが継続されるかどうかも隠れた試合の見所なのかもしれない。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/03/27 20:34