26日に行われるJ1第30節・鳥栖戦は、小林裕紀が累積で出場停止のため、控えに回っていた選手にはチャンスでもある。「裕紀くんが出場停止とか関係なく、前から出るために準備はしてきた」という川口尚紀も、その有力候補だ。
柳下正明監督は、「2列目のほうが大胆なプレーができる」と評価。サイドハーフまたはSBでの出場の可能性もあるが、川口は、「どこで出てでもやることは変わらない。自分のいいところを出したい」と意気込む。
ここ数試合、SBで出場している小泉慶に対しても、「自分はSBなので、負けちゃいけない」とライバル心を燃やしている。
いずれのポジションでも、鳥栖の強力なサイド攻撃を抑えることが重要な役割になる。「まずはしっかり寄せる。1対1は苦手じゃないので、そこで負けなければうまく試合に入れると思う」と川口。今季2度目のスタメンに向けて、強気の姿勢で臨む。
(新潟担当 野本桂子)
2014/10/23 19:31