右SBの競争が活性化している。今季はキャンプから、川口尚紀、松原健、小泉慶の三つ巴で主力の座を争奪。
明治安田J1第1節・鳥栖戦(1●2)には小泉が出場したが、「慶にはない良さが自分にはある。前へ前へと仕掛けられるプレーを積極的にアピールしたい」と、川口も自信を覗かせる。
10日の練習では、本職としてクロスボールの質を追求したほか、改めてスローインへの意識も高めた。「(ユースまでは)ずっとFWだったので、あまり投げたことがなかった」とそのコツをつかめていなかった。だが前節を見て、「スローインがつながるかどうかで、試合の状況が変わる」ということを実感。次のプレーまで見越してのスローを心掛けるようになった。
得意のアピールと、苦手の克服。日々のトレーニングから自分なりにテーマを持って取り組み、成長を続けていく。
(新潟担当 野本桂子)
2015/03/11 07:00