浦和の原口元気の海外挑戦が発表され、かつての戦友・高橋峻希が言葉を寄せた。
ノエスタで行われた第5節(3○1)では、同サイドで激しいバトルを繰り広げた両者。高橋は開口一番、「正直、もう1回、埼スタで対戦したかった」と本音を隠さなかった。ただ、「すごい決断。移籍が決まって、他人なんですけど、うれしく思う」と、自分のことのように喜んだ。
そして、「浦和の9番を今年から受け継いで、いま浦和は(リーグ戦の)首位。途中で出て行っていいのかと悩んだと思う。中学校から一緒にやってきて、本当に世話になった。対戦できないのは残念だけど、ずっと『(海外に)行きたい』という話をしていたし、本当に良かったと思う」と、惜しみないエールを送っている。
そんな高橋の眼前にあるのは、負ければ終わるナビスコカップグループリーグだ。「僕らは勝つしかない。鹿島戦に集中して、何が何でも勝ちに行く」。神戸の背番号2は気合を入れた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/05/27 10:21