ナビスコカップグループリーグ第5節・浦和戦で、今季初の古巣対決に臨む田中達也。浦和へのいまの思いを聞かれると、「特別な思いはない。昔の仲間とやるというくらい。(移籍して)1年以上経っているし、いまはアルビの選手として、予選(グループリーグ)突破のために貢献したい」と語った。
田中達は、昨季対戦した第4節(0●2)、第24節(0●1)ともに出場していたが、いずれも黒星。それだけに、今年は「勝ちたい。良い準備をして迎えたい」と燃えている。勝利をつかむために大事にしたいのは「自分たちのサッカーをすること」、そして「浦和は守備も安定しているので、少ないチャンスをしっかり決めること」。22日のパート別トレーニングでは、ゴール前でのボールの受け方や、FW同士の距離感の確認など、基本に丁寧に取り組んでいた。
ちなみに、原口元気がユニフォーム交換を望んでいるようだと伝えると、「微妙」と苦笑いしつつ、「良い選手なので、しっかりマークしないといけない」と警戒していた。
(新潟担当 野本桂子)
2014/05/23 14:03