ナビスコカップグループリーグ第5節・甲府戦(0●3)では結果こそ残せなかったものの、泉澤仁にとっては今までよりも長い出場時間を得た上で、ドリブルでの仕掛けなどには手ごたえも得られる試合になった。
大熊清監督は「甲府戦でパワープレーをしなかったのは、仁が出てきているのに蹴って仁が消えちゃうというのは、チームにとってもアイツにとってもどうかと(思ったのが理由)」と振り返り、「チャンスも2、3回作っていたし、『やれた』という感触はあるんじゃないかな」と、おおむねポジティブな評価を与えていた。
26日に行われた11対11の練習ではタッチ数に制限が設けられ、ドリブラーである泉澤にとっては難しさもあったはずだが、「(ボールを)受ける動きは大事だと思うし、チームのみんなに信頼されることで見てもらえる。信頼を勝ち取るために頑張っていきたい」と前向きに捉えるメンタルの余裕も出てきた。残り2試合となったナビスコカップ、結果という形で真価を証明したい。
(大宮担当 片村光博)
2014/05/27 10:00