「大分で過ごした時間は忘れられない」。
11日のホーム・大分戦を前に、シャムスカ監督が古巣への思いを語った。シャムスカ監督は05年から09年途中まで大分を指揮。08年にはナビスコカップで優勝を果たし、同年のJ1ではクラブ史上最高順位となる4位でフィニッシュした。
“田坂・トリニータ”の印象は「年齢的に若いチームだが、クオリティーは高い」と語り、「クサビのパスが1本入ると危険な動きが増える」と警戒。また、「高松(大樹)選手には個人的には会いたいが、試合では会いたくない選手ですね(笑)」とジョークを交える場面もあった。
磐田は前節・愛媛戦に1-0で勝利し、今季初の4連勝をマーク。「個人的に大分との対戦はスペシャルなこと。ただし、もちろんいまの“家”はジュビロ。それは分けて考えたい」と闘志を燃やした。
なお、大分監督として最後の年となった09年には、7月の磐田戦(ヤマハ)の直後に解任が決まった。今度は磐田の指揮官として、大分をヤマハに迎える。
(磐田担当 南間健治)
2014/05/09 18:25