25日にアウェイ・大分戦に臨む磐田は24日、磐田市内の練習場にて完全非公開練習で調整を行った。
大分に4年半在籍していた藤田義明にとっては特別な一戦になる。06年途中に千葉から加入し、08年にはナビスコカップ優勝に貢献。しかし、09年にはJ2降格という“地獄”も味わった。「選手として成長させてもらった場所。本当にいろいろなことを経験した」と当時を振り返る。
10年のシーズン終了後に磐田への移籍を決断したが、「サポーターのみなさんに快く送り出してもらった」と感謝の気持ちを忘れていない。磐田での背番号は大分時代と同じ『33』。かつてのチームメート、サポーターに「成長したところを見せたい」と特別の思いを抱き、ピッチに立つ。
「森島(康仁)、ダイキ(高松)、チェ(・ジョンハン)。力のある選手がたくさんいるけど、勝ちたい」。相手をよく知るCBが磐田のキーマンだ。
(磐田担当 南間健治)
2013/05/24 17:03