2日間の非公開練習を終え、チームは鹿島~柏と続く関東遠征に出発しました。C大阪としてはめずらしい非公開練習の意図を、「練習にしっかり集中できるようにということ。さらに、勝負が懸かった大一番という雰囲気を作りたかった」と話したセルジオ・ソアレス監督。連戦初戦のナビスコカップ準々決勝の相手は、直近のリーグ戦から引き続いて鹿島となりますが、「直近のリーグ戦で、セレッソはタカ(扇原)と(山口)螢が出ていたけど、今回はいない。相手にとって、今回ウチがどう出るかということは頭を悩ませていると思う。逆にわれわれは、彼らがどう出てくるか分かっている。そこにアドバンテージはある」と、あくまでポジティブ思考です。また、今回のナビスコカップから出場可能となる鹿島のレナト選手については、「ゲームに緩急を付けられる選手。ラストパスもフィニッシュもうまい。鹿島さんにとってはいい契約をされたと思うが、彼とはブラジル時代に監督として接しているし、よく知っている」とも話しています。非公開練習で取り組んだ対鹿島の戦略がどのようにピッチで表現されるか。C大阪の戦いぶりに注目です。
(C大阪担当 小田尚史)
2012/07/24 17:08