現在9位の横浜FC。現在は4試合勝ち星がない状況だが、毎試合ごとにビルドアップや守備面の精度は高まっている。それだけに今節・栃木戦は、是が非でも勝点3を積みたい一戦となる。
相手の栃木には、元横浜FCでもあるFW大黒将志が所属しているため、当時ともにプレーしたMF中里崇宏も再会することを心待ちにしているよう。「2010年、僕が強化指定(選手)のときに1試合一緒に出て、それが僕のデビュー戦だった。試合前にすごくポジティブな声をかけてもらった」と当時の思い出を語った。
その試合、そんな先輩の声もあって、フル出場でプロへの第一歩を踏んだ中里。いまとなってはチームにとって欠かせない存在へと成長を遂げたのだから感慨深いことである。
一方の大黒は栃木のゴールハンターとして活躍中。日本を代表する点取り屋を抑えることも、横浜FCにとっては重要なポイントとなるだろう。
「やっぱり動き出しに特徴のある選手。その動き出しを止めるのは難しいと思うので、その前の出しどころに、中盤の選手がプレスにいけるようにやらなければいけない」(中里)。
勝利を手繰り寄せるために背番号6が守備でハードワークすることが、今節も求められそうだ。
(横浜FC担当 高澤真輝)
2018/04/19 18:55