青森山田高から加入したルーキーのFW中村駿太。ここまでベンチ入りはないが、チームの“エリートプログラム”で着々と力をつけている。
全体練習後のグラウンドでよく見られるのが、中村駿太の居残りシュート練習。彼一人に青野慎也コーチ、大和田真史コーチ、そして今季新たに加わった石川竜也コーチの3人がつきっきりで指導するのも珍しくない光景だ。なんとも贅沢な居残り練習が実現したのは、「最初は真史さん(大和田コーチ)につき合ってもらっていたけど、一緒になって熱くなってくると、気づいたらほかのスタッフも(指導を終えて)手が空いてくるので、みんながきて『あーだ、こーだ』言ってもらいながらやっています」ということらしい。
コーチ陣には、シュートの基本技術は身についているので、それを最大限に引き出すための動き出しとファーストタッチを追求するように言われているとのこと。多くのコーチに囲まれて練習できる環境について、中村駿太は「すごくありがたいこと。試合に出てない選手にもつき合ってくれるので、その期待に応えたい。やっているだけ成果が出なきゃいけないので、早く成果を出したい」と近い将来の活躍を誓っていた。
写真:佐藤円
(山形担当 佐藤円)
2018/04/19 19:17