29日の天皇杯1回戦で、茨城県代表の流通経済大学と対峙する栃木。
流経大OBの赤井秀行と河本明人は開口一番ともに「やりづらいっす」。河本は「でも言い訳をせずにしっかり戦って、お世話になった中野(雄二)監督に『やめてくれよー』と言われるくらいの活躍がしたい」と話した。
同じく流経大OBの中美慶哉は「相手は二つ下が多いからよくわかります。(栃木のJFA・Jリーグ特別指定選手となった)古波津(辰希)と田上(大地)は攻守に泥臭く貢献できる良い選手」といい、こう続けた。
「流経の選手たちは個人というより11人全員が頑張れて、気持ちも強い選手たちばかり。やってやる! という感じで向かって来るはずだから気持ちで負けられない」
倉田安治監督も「プロらしくきちんと勝とうなんて思っていない。PKでもいい」と勝負にこだわることを示唆。特別指定選手の古波津と田上については「意識はしない」としながらも、「練習に来たときに見ます。戦力になるならばリーグ戦に活かしたい」と期待を寄せた。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/08/28 07:00