今週、猛威をふるった台風18号の影響で栃木は10日の練習が中止に。宇都宮出身の中美慶哉は「栃木県は災害に強い県だけど、今まであんな冠水もなかったし、うちは被害の大きかった鹿沼よりなのでかなり驚きました」とコメント。ただ、幸い翌11日の練習グラウンドは快晴に恵まれ、ピッチコンディションも急激に回復するなかで選手たちは気持ちよく汗を流せていた。
天皇杯1回戦(流通経済大戦/0△0、PK3●4)に敗れた栃木は2週間公式戦から離れたが、中美は「最初の1週間は強度の高い良いトレーニングをこなせたし、一方ではメンタル面をリフレッシュすることもできた。家で愛犬(トイプードル)と戯れたり、近くの銭湯に行ったりしてリラックスする時間も十分にあったので」と充実した時間を過ごせた様子。
現在8ゴールで足踏みが続く中美に早々の二ケタゴールを期待すると「今は個人の結果よりも残留が一番。チームのために戦う気持ちを優先してそのうえでゴールできたらいいです」と話した。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/09/11 19:08