20日、C大阪は紅白戦などで、明治安田J2第25節・岡山戦へ向けた準備を重ねた。
第23節・札幌戦(3○1)の終盤に脳震盪を起こし、第24節・京都戦(0●1)を欠場した扇原貴宏はこの日も室内調整に留まったが、一方で、先週まで別メニュー調整だった永井龍、楠神順平、田中裕介が全体練習に合流した。
練習を終えた楠神は、「(けがは)大丈夫。いつでも出られる。今は連戦でしんどい時なので、チーム一丸でやりたい」と話し、スタメンを獲得しかけた時期に負傷離脱したことについては、「悔しかった。多少痛くても無理矢理やろうと思ったけど、さすがに無理だった(苦笑)」と振り返りながら、「またチームのためにイチから戦いたい」と意欲を示した。
出番に飢えているのは永井も同じ。「京都戦も、流れを変える役割として自分が試合に入ることができれば、と思って見ていた。(メンバー入りは)監督の判断になるけど、個人的には出られる状態」だと話す。
また、チームへ合流した10日以降、フィジカルトレーニングを続けてきた田中も、「コンディションは上がっている。(選手)登録も済んだので、一日でも早く貢献したい。メンバーを決めるのは監督なので、練習からしっかり状態を上げていきたい」と意気込みを語った。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/21 07:00