敵地で鹿島に勝利した翌日の24日、C大阪は舞洲グラウンドにて神戸と関西ステップアップリーグを戦い、3-0で勝利した。
切れ味鋭いドリブル突破からのシュートで永井龍の先制点をお膳立てし、CKからのダイレクトシュートでチーム3点目を決めた楠神順平は、「みんなの『試合に出たい』という気持ちが出ていた。『今年こそタイトルを獲る』という気持ちはサブも含めた全員が持っている」と話した。
さらに1得点の永井は言う。
「もっとチャンスはあった。先発に加わるには、こういう試合で3点くらい決めないと。試合中『いま、自分はセレッソの9番なんだ』とあらためて思うことがある。中1からやってきたクラブの9番を背負っていると思えば、『これじゃアカンな』と。自分はこれまで“足元がうまくなくても点を取る”ことでトップにも上がってきた。もっとどん欲に得点を狙っていきたい」。今季から9番を背負う男は、危機感をにじませるコメントを残した。
また、この日の神戸戦では扇原貴宏がキャプテンマークを巻き、守備では新井場徹や染谷悠太が声を出してチームを盛り立てた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/03/24 19:00