横浜FCユース出身で22歳の小野瀬康介。明治安田J2第19節で対戦(0●3)した大宮の印象を聞かれ、「(チームとして)ボールを持てるし、個で打開できる選手が何人もいる。強いですよね」と振り返った。「あの試合から、より守備への意識を強くミーティングで言われて、それをみんなでやったことが(第20〜23節の)4試合連続無失点につながったのかなと思う」と、大宮戦がチームにとってターニングポイントだったことを明かした。
12年のAFC U-19選手権に出場し、リオ五輪代表世代でもある小野瀬。「すごいと思った選手は?」との問いに、「家長(昭博)選手と泉澤(仁)選手」の名を挙げた。特に家長に対しては、「ボールを持てるし、ハンドオフがめちゃくちゃ強かった。上に行く選手はこういうすごさがあるのかと思った」と、各世代別代表で活躍し、海外にも羽ばたいた先輩とぶつかりあったことで刺激を受けたようだ。家長は広範囲に動いてボールを受けるだけに、NACK5スタジアム大宮で再びのマッチアップに注目したい。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/07/21 07:00