週末、C大阪との一戦(29日・第33節)を控える鹿島は火曜日恒例のフィジカルトレーニングを行った。雨の中の練習を終えた昌子源は、「お互いの立場があるけどセレッソに勝つことだけを考えている。クラブ同士の意地の戦いになると思う」と話した。今季大幅な若返りを果たした鹿島は前線から最終ラインまで22歳前後の選手たちが並ぶがそれは相手も同じ。
「(杉本)健勇や永井(龍)くん、ボランチには扇原(貴宏)くんがいるけど、こっちもボランチは(柴崎)岳がいてCBにはナオ(植田直通)がいる。そういう意味でも負けられない」(昌子)
鹿島は優勝、C大阪は残留を懸けた戦いとなるが「立場を考えずやることは一緒」と集中する。「誰もまだ優勝を諦めてない。たぶん、鹿島のサポーターも僕たちに期待してくれている。それに応えたい」と意気込んでいた。
(鹿島担当 田中滋)
2014/11/25 19:13