U-22日本代表で10番を背負うFC東京MF中島翔哉が、リーグ戦で2試合連続得点を狙う。
20日に行われた明治安田J1・1st第16節・鳥栖戦(2○1)。後半途中に出場機会を得た中島は、チームを助ける同点弾を決めた。武藤嘉紀がヘッドですらしたボールに反応し、ドリブルから右足を一閃し、ゴールネットを揺らした。
好調そのままに、23日の練習でもミニゲームで鋭い動きを披露。太田宏介との好連係で武藤のゴールの起点になるなど、チャンスメイカーとしても働いた。
「今の調子を続けていきたい。鳥栖戦のゴールで安心したという思いもない。練習からア
ピールして、次の清水戦でも試合に出たい」
ゴールの喜びはすでに胸にしまい込み、むしろ自分に厳しい視線を送る。
「あのゴールシーンのプレーも満足はいっていない。トラップまでの動作も遅い。課題は変わらないので、意識し続けたい」
どんな時でも忘れない思いは、「サッカーを、プレーを楽しむ心」という中島。それは「どの試合でもゴールをする」という意気込みに直結する。清水戦も出番があれば、当然目指すはゴールである。
(FC東京担当 西川結城)
2015/06/24 07:00