先週20日に行われた明治安田J1・1st第16節・鳥栖戦(2○1)でJ1通算200試合出場を達成した日本代表DF太田宏介。27日の1st第17節・清水戦のキックオフ前に出場記念のセレモニーが行われる。
相手の清水は太田にとっては古巣クラブ。「ブーイングされるのかな……」と気にしながらも、あらためてこう述べた。「(在籍してきた)横浜FCも清水もFC東京も、この3チームでの自分がなかったら、今に至っていない。感謝し続けることが大事だと思う」。
奇しくも、この試合はドイツ・マインツへ移籍する武藤嘉紀のFC東京でのラストマッチでもある。「自分の完璧なクロスからあいつが点を取れば最高。試合が終わればよっち(武藤の愛称)が主役だから、試合中はあいつより活躍して頑張りたい(笑)」。ジョークを交えながらも、二人で輝くことを誓った。
「200試合プレーできたことを当たり前とは思っていない。体をケアしてくれるスタッフ、アドバイスをくれるコーチ、チームメート。周囲の人に支えられてここまで来た。あとは、12年に大きなケガをしたけど、それ以外はプレーし続けている。丈夫に産んでくれた親にも感謝です」。
日本代表としても存在感を増そうとする太田。FC東京のさらなる活躍に期待だ。
(FC東京担当 西川結城)
2015/06/26 07:00