前節・J1 1st第16節・浦和戦(1△1)は途中交代の3人が同点弾を演出した。
まずは石津大介。左シャドーの位置で得意のドリブルでタメを作り、左WBの相馬崇人を巧みに生かした。アシストとなるクロスを渡邉千真に送った相馬は「タメを作ってからのクロスじゃないと中が間に合ってないと思っていた。押せ押せの状況で、あの時間はそれが作れた」と話す。まさに快心の”形”だった。
相馬のクロスを綺麗に合わせた渡邉はゴール時、相手DFと頭が激突。試合終了直後に「覚えてない」と記憶が飛んだことを話したが、23日の練習後もそれは同じ。「亮太(森岡)がワーワーしてて、『なんやろ』って思ってた」と苦笑いで振り返りつつ、「痛みはない」と安堵のコメントを寄せている。
石津は今節・横浜FM戦への意気込みを伝える。「試合に入り過ぎるとタッチが大きくなる傾向がある。いつものテンポ、リズムでやりたい」と話し、準備をスタートさせている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/06/24 07:00