前節・仙台戦(3○0)では先制点となる丹羽竜平のゴールをアシストした安田理大。安田自身も「何でそこにおんねん!」と驚いたそうだが、このアシストにも確かな背景があった。
「練習のときからユンさん(ユン・ジョンファン監督)にも『左足で上げられることは分かっている。右足でも蹴れるように、ファーに蹴れば入るぞ』と言われていたけど、本当にそのとおりになって練習はウソをつかないんやなと思った」と話すように、ユン監督のアドバイスがあったからこそだったようだ。
今節の対戦相手である名古屋を指揮する西野朗監督は、安田にとってはプロ入り後、指導を受けた監督でもある。西野監督について、安田は「自分をSBにコンバートしてくれたのも西野さんやし、G大阪でも5年間お世話になった。成長した姿を見せる自信もあるし、G大阪のときよりも自分はたくましくなったと思う。全体的に安定感など、たくましさは増したと自分でも感じている」と、敵にはなるが、恩師との初対戦を心待ちにしている様子だった。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/04/23 18:14