群馬は20日、天皇杯3回戦でJ1首位の浦和と対戦する。クラブは2004年のJFL時代に横浜FMを下してベスト8へ進出した歴史を持つが、以来3回戦の壁を破れずにいる。
秋葉忠宏監督は19日の練習を非公開にして浦和戦へ集中、下克上を狙う。秋葉監督は「中2日のハンデはあるがジャイアントキリングを起こす」と鼻息荒く駒場スタジアムへ乗り込む。
ボランチのファン・ソンスは「レッズは自分のプロデビュー(2012年ナビスコカップ第2節)の相手チーム。あのときは緊張して頭が真っ白になり何もできなかったので、この天皇杯では成長した姿をみせたい」と話す。また浦和アカデミー出身のGK富居大樹は「レッズはお世話になったチーム。(東京国際)大学時代は天皇杯でレッズに大敗した(2010年2回戦・0●7)ので、今度こそ勝ちたい」と大舞台へ挑む。
群馬の選手たちはそれぞれの想いを抱えて浦和戦へ臨む。
(群馬担当 伊藤寿学)
2014/08/20 07:00