しばらくぶりで申し訳ありません。今日は11月14日~15日のお話をお送りします。
11月14日は仙台の手倉森誠監督の誕生日でした。仙台では、誕生日を迎えた選手やスタッフに対して、練習終了後に盛大な放水をもってお祝いをします。(注:小麦粉をかけられた奥埜博亮選手や林卓人選手のような例外もあります)
手倉森監督は肌寒かった14日の練習前には、その放水を警戒していました。ところが、練習後に待っていたのは、その放水…だけでなく、どういうわけかケチャップのシャワー。前代未聞です。得点ペースをケチャップに例えた本田圭佑選手(CSKAモスクワ)の名言にあやかって点を取ろうということでしょうか。真相は不明です。なぜなら、ケチャップ導入の首謀者にはSさん(仮名)やSさん(仮名の別人)など、諸説あって、明らかでないからです。手倉森監督は翌日の新聞記事での写真から「分かった」ということですが…。
さて、翌15日には鹿島戦を前にした共同の囲み会見が開かれました。その席で、報道陣によりあらためて監督の誕生祝いとしてケチャップ、ではなくてケーキがプレゼントされました。昨年は「ケーキをいただいたので景気(ケーキ)いい勝ち方をしたい」という駄じゃれが飛び出したのですが、45歳を迎えた今年は「めでたいことが続いて、しじゅう、ご(45)縁があればいいなと思います」とのことでした。
さすがです。手倉森監督は2008年の監督就任以来誕生日直近の公式戦では3勝1分けという好成績を挙げています。ケーキのプレートには「J1初Vへ 取るぞオール3!」と書かれていました。残り3試合でタイトルとの「ご縁」ができることに期待したいです。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/11/16 15:09