長く熱かった2012年シーズンが終わり、北九州の選手たちは、週の半分トレーニングを続けながら、今シーズンも温かい支援や、お世話になったスポンサーや各種団体との懇親会に、大忙しの毎日を過ごしています。
今回選手たちがお邪魔したのは、皿倉山の麓に位置し、周りには大蔵川(板櫃川)も流れる自然豊かな場所にある、八幡東区にある北九州市立大蔵小学校です。昨年、新校舎が完成して、新しい学校なのかと勘違いしそうでしたが、明治45年4月に八幡尋常小学校から分離開校と、歴史も古く、昨年100周年を迎えた大蔵小学校の記念事業として、ギラヴァンツ北九州の選手たちは訪れ、限られた時間の中で児童たちと交流を深めました。
私が訪れた2日目は、森村昂太選手、高野光司選手、渡大生選手、新井涼平選手、武田大選手の5人が訪れました。着いたのは給食の時間。選手たちは、子供たちから飛ぶ屈託のない難問にも、笑顔で答えながら一緒に給食の時間を楽しんでいたようです。森村選手と武田選手は、まるで先生の様に接し、渡選手の周りには女の子。新井選手と高野選手の周りは男の子たちが集まり、その人柄が現れていました(笑)。
給食の後は校庭に集まり、選手たちのサッカー教室。ボールを使ってのリレー勝負や、シュートのスピード対決などを行いましたが、面白かったのは、新井選手のシュートスピード。1回目が15キロで、首をかしげて2回ほどチャレンジしましたが、やればやるほど最低記録を更新! 最後はついに、10キロでした(笑)。他の選手たちが、軽く蹴っても80~90キロをマーク。女の子でも45キロを記録したのに、プロの面目丸つぶれ・・・。この日の新井選手も、やっぱりモッテいました!
選手を代表して武田選手にお話を聞いたら、「大学時代にも、こういう経験をしていたので、懐かしかったですね。始めから子供たちが受け入れてくれたので、やりやすく楽しい時間を過ごせました。またこういう機会があれば、また参加したいです」と、子供たちから大ちゃんと呼ばれていてた武田選手は、笑顔で答えてくれました。
(北九州担当 坂本真)
2012/11/28 08:47