前節、千葉に0-3と敗れた熊本の今週のテーマは、「原点に帰る」こと。ボールへのプレッシャーや攻守の切り替えなど、プレシーズンから意識して取り組み、開幕の福岡戦(2○1)で表現できた部分をあらためて確認した。また、「年間を通して高めていくことが必要」と小野剛監督も常々話しているとおり、シュートに関してはあらゆる状況、パターンを想定して日々のトレーニングに取り入れている。
3日の練習でも3対2の崩しと左右からのクロスの場面を作り、3対2のシチュエーションでは、山口武士コーチ、北嶋秀朗アシスタントコートとともに、「ちょっとでも甘ければ(ボールを)取りに行くぞ」と、小野監督も自らビブスをつけてDF役に入る場面があった。
守備の場面では、「もう一歩、あと数cm寄せられるかが大事」と話している小野監督。横浜FC戦でもそうした場面がポイントになる。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/04/03 18:20