オフ明けの練習に取り組んだ熊本。19日の午前は体を起こす意味もあり、ウォーミングアップの後はセンターサークルで車座になり体幹強化メニューを実施。継続的に取り入れていることで少しずつだが変化も現れており、小野剛監督も「最初のころよりもだいぶ良くできるようになってきたぞ」と選手たちに声をかけていた。
その後に取り組んだのが、フルコートを縦に2分割し、自陣から4人1組で深い位置まで入ってクロスからシュート、というメニュー。ボールを前に付けることを意識付けていたため、必然的に走る距離が長くなる上、強度もスプリントの8~9割ほど、シュートまで持ち込めばすぐに折り返して逆サイドから同じように戻ってくることになっているため、かなりの高負荷である。
選手たちもかなりキツそうに走っていたが、人数をそろえるため選手に混ざった北嶋秀朗アシスタントコーチも、実によく走った。長い距離を走ってクロスに合わせたシュート、あるいはコントロールしてからGKの動きを見た技ありのループ、そして最後は、左足でのピンポイントクロスでアシストも付けた。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/03/19 20:46