Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。
今週は、大宮のMF上田康太選手の(中編)をお送りする。──
上田が現地観戦で印象に残った選手として名前を挙げたのがマンチェスター・シティのシルバ
――フルアムのスタジアムが最も印象的だったとのことですが、ほかの試合はどうでした?
「アーセナル対チェルシーの試合もすごく楽しかったです。めちゃくちゃデカいエミレーツ(アーセナルのホームスタジアム)で、スター選手たちを間近に見られたのは良かった。オーラを感じましたよ。でも、こぢんまりとした中ですごい雰囲気だと思ったのは、フルアムのクレイブン・コテージでした」
――プレー面ではどういったところがプレミアリーグの魅力なのでしょうか?
「みんな体が屈強でスピードも速いのですけれど、何よりも判断がすごく速いと思います。プレースピードと言うのでしょうか。単純なパススピードもものすごく速いのですが、ちょっとでもゆったりとボールを持っていたら、すぐガツッと寄せに来られるような雰囲気の中で常にやっているなと思います」
――実際に観戦してみて、気になった選手はいましたか?
「マンチェスター・シティのシルバ、ナスリ、ヤヤ・トゥーレの3人はすごかったですね。みんな体が強くてスピードもあるのですが、それだけでなく、ボールを置く位置が良いですし、相手がどこにいるかの判断も速くてポジション取りが的確なんです。ナスリやシルバはそれほど体が大きいわけではないので、参考になると思いました」 次週、後編へ続く
(エル・ゴラッソ本紙3/21・3/22号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/03/24 15:54