Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は、横浜FCの内田智也選手編(前編)をお送りする。──
「ファン・ペルシーが抜けた穴を埋め切れていない」と、内田はジルー(写真)に対してやや不満げ
——プレミアリーグは見ていますか?
「結構、見ますね。いま一番好きなチームはドルトムントなんですけど…(笑)。エジルの入ったアーセナル、香川真司のいる(マンチェスター・)ユナイテッドの試合は結構、見ています。プレミアリーグの魅力は、あのスピード感です。単純にパススピードが速いですし、攻撃に入ったところのスピード感は、ほかのリーグにない迫力があります。また、基本的に選手のフィジカル能力が高いのもあって、プレーがダイナミックですよね。いまは、エジルの入ったアーセナルなど、パスサッカーが面白いチームもあります」
——そのアーセナルの良さとは?
「どんどん人があふれ出てくる感じですかね。ボールを追い越して出て行く選手がたくさんいます。3人目の動きも多い。カソルラ、エジル、ウィルシャーがボールを触り始めると止められない。ただ、FWのジルーは、個人的にはあまり評価していませんが(笑)。アーセナルのFWだと、ファン・ペルシーのイメージがまだ残っているんです。ジルーも頑張っていますけどね(笑)」
——やはり、ユナイテッドの試合は見るのですね。
「それは、香川がいますから。いま、試合に出始めていますけれど、得点すれば自信が付くだろうし、グッと監督の信頼もつかめると思う。自分が言うのもなんですけどね(笑)」
(エル・ゴラッソ本紙12/6・7号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/12/06 22:08