Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。
今週は、山形の石川竜也選手編(前編)をお送りする──
ストークのクラウチ。99年ワールドユースでは石川と対戦している
――プレミアリーグの試合をよく観ているとうかがいました。
「ほぼ週末の土日に試合があるので、まず何時にゲームがあるかを確認します。良い季節だと日本時間の夜8時台とか9時台に1試合あって、11時台、12時台にもう1試合ある。うまくいけば寝る前に2試合観ることもあります。基本はライブで観ていますが、ヒマなときやビッグゲームがあったときは再放送も観ています。プレミアリーグは注目カードを週中に入れないから、うまいですよね。好きなチームは、無敗で勝った03-04シーズンのアーセナル。アンリ、ピレス、ベルカンプのときです。好きな選手は、みんな良い選手なので、これという人はないです。みんな各国代表クラスの一流選手ですから。自分は左SBですけど、ポジションにこだわらず全部見ているので、試合ごとに目にとまる選手を見ています」
――石川選手は99年のワールドユースでイングランドから得点を挙げていますが、当時の対戦相手で、いまもプレミアリーグで活躍している選手もいますね。
「クラウチ(ストーク・シティ)ですね。それとアシュリー・コール(チェルシー)もいたように記憶しています。日本の選手は20歳ぐらいまでは世界でもトップレベルの能力があると思います。そこからなぜ差が出るのは分かりませんが、あのときのイングランドには“普通に勝てる”という印象がありました」
(エル・ゴラッソ本紙1/31・2/1号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/01/31 11:00