FC東京で年末の試合と言えば、“サンタクロースの帽子”やトナカイの帽子を被ったサポーターがゴール裏に頻出することで知られている。
勝利後には選手にその帽子をかぶってもらい、クリスマスの定番曲をチャントにしたものや、1月1日の決勝に向けたお正月チャントを“合唱”。一見、悪ノリのようにも見えるが、ものすごく楽しそうだ。
石川直宏は「今回も、みんなサンタでユアスタに来てくれると思う。それに、クリスマスの歌の流れでお正月の歌を歌いたがっているでしょう(笑)」と話した。サポーター心理を慮った上で「次のステージに進む90分にしたい」と述べている。サンタ帽をかぶる準備は万端のようだ。
塩田仁史も、“サンタ帽”の思い出について「個人として思い出すのは08年、ユアスタで清水に勝ったとき。クリスマスが近かったので思い出深い」と語ってくれた。「(クリスマスチャントは)サポーターの楽しみでもあると思う。寒さを吹き飛ばす勝利をしたいし、良いクリスマスプレゼントを贈りたい」と意気込んでいる。
(FC東京担当 田中直希)
2013/12/20 20:49