22日にユアテックスタジアム仙台で開催される天皇杯準々決勝・FC東京戦に向け、仙台の士気は高まっている。
両者はJ1最終節で2週間前に対戦したばかりで、その時はFC東京が2−0で勝利した。仙台はその時の借りを返したいところではあるが「それはそれ、これはこれ」とは手倉森誠監督。
対戦して間もないということから「手の内を知り尽くしているところもある」としながらも、仙台は柳沢敦、FC東京はルーカスを負傷で欠くこともあり「お互いに、どう変えてくるか」と、新たな舞台での対戦でメンバー変更などの駆け引きがあることを考えている。
そのような戦術的なポイントに加え、手倉森監督が注意しているのがメンタル面。
「タイトルにかける熱い思いはチームからも周囲からも感じています。ただし、固くなりすぎないように平常心を大事にすることも呼びかけています」。
心理面にも気を使い続けてきた手倉森監督の手腕に注目だ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/12/20 20:44