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　まだ本格的な秋の訪れを感じさせるにはほど遠い暑さが続いているが、一足先に「秋」の季節がやってこようとしている。6月の徳島戦で負った左ひざ外側側副じん帯損傷などでピッチから遠ざかっていた倉田秋が、23日に行われる関西大との練習試合に挑む。

「試合がしたくて、うずうずしていた」と話す背番号6だが、先週から本格合流した練習ではミニゲームで積極的にゴール前に飛び込んで得点を奪うなどけがの影響は微塵も感じさせないほどに回復している。

　ただ、長谷川健太監督は具体的に、リーグ戦での復帰の時期を見据えていない。「次の練習試合と月末の京都戦（ステップアップリーグ）でどれぐらいやれるか。休んでいた期間が長いので簡単に復帰とはならないが、動きは良い」（長谷川監督）。

　倉田自身も「早く試合（リーグ戦）には出たいけど、焦って再発するのは一番良くない」。23日の関西大戦と続くステップアップリーグの2試合のパフォーマンス次第だが、攻守に躍動する倉田がリーグ戦の佳境に見られそうだ。

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