前節に昇格を勝ち取る上で義務だった勝ち点3の奪取に成功し、遅れてキックオフされた神戸-京都の結果を見守ったG大阪。昇格の瞬間は、さまざまな形で見届けることになった。長谷川健太監督は自宅で一人、テレビを見ながら昇格の瞬間を噛み締めた。「あまり実感がない。今日の朝、新聞を見たり、メールをもらったりして何となくジワッと来た」(長谷川監督)。
監督のみならず、選手たちもテレビ観戦派が大多数を占める中、生真面目さを見せたのが丹羽大輝。熊本戦を終えたばかりだったが、疲れを感じることもなくノエスタに足を運び、現地で次節対戦するライバルの戦いぶりをチェック。テレビ中継で自らの姿が映し出されていたことをチームメートから聞かされ、「すぐにテレビで抜かれてるって連絡が来ました」と照れ臭げに笑った。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/11/05 08:24