「こないだは久々に完勝という試合ができた」と珍しくその戦いぶりを自賛した長谷川健太監督だが、「春秋バージョンのサッカー」という言葉を用い、今季序盤から積み上げてきた前線からの守備意識を高めるスタイルに本格転換する方針を強調する。
前節は明らかに意識の高さを見せたロチャだが、その反面、肝心の攻撃時に精度が落ちていたのもまた事実。しかしながら、夏場にはある程度の守備免除を認めた指揮官も「レアンドロにも攻守両面を求めていたし、ロチャがそれをできないなら使う時間は短くなる」と特別扱いはしないことを明言した。
前節の水戸戦ではロチャに代わって投入された川西翔太も守備をした上で得点を奪うなど攻守両面で長谷川監督の求めるタスクをこなしているだけに、前線に「指定席」は存在しないのが今のG大阪だ。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/09/19 18:59