8日に開催される天皇杯2回戦は、大分にとって公式戦史上初となる“大分ダービー”。日本の頂点へ向け、JFL・HOYO大分と対戦する。
HOYOでは、大分ユース出身の山瀬彰也と西出隼也がプレーしている。県代表決勝でハットトリックを達成した山瀬は「絶対に大分ダービーを実現させたい」と意気込み、見事1回戦で長崎県代表・三菱重工長崎SCを下して勝ち上がってきた。HOYOにはほかにも大分市出身の選手や、名古屋や徳島で活躍したスピードスター・杉本恵太らが所属しており、観客にとっても楽しみな一戦となりそうだ。
地元出身の松原健(写真中央)は「JFLとJ1、僕らにとっては負けられない戦い」と闘志を燃やす。出場すればユースOB対決も実現しそうで「山瀬先輩を止め、自分も得点に絡みたい」と宣言した。負傷離脱から復帰後のコンディションは上昇中。良い試合をしてリーグ戦にもつなげたいと士気を高めている。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/09/04 13:19