リーグ戦ではホーム未勝利の大分が、天皇杯2回戦・HOYO大分戦で勝利を収め、大銀ドームのホーム側ゴール裏は今季初の喜びに沸いた。主将の宮沢正史(写真中央)は「リーグ戦ではないが、サポーターのみなさんに喜んでもらえてよかった」と安堵の表情を見せた。
豊富な運動量で攻守に絡み、放ったシュートはチーム最多の4本。残念ながら得点はならなかったが、終始果敢な姿勢を貫きチームをけん引した。カテゴリ違いの相手との対戦にはメンタルの要素が大きく絡む。リーグ戦で苦戦しているチームにとっては、なおのこと難しい試合だった。「勝って次にコマを進めることができた。このチームで戦う試合がひとつ増えてうれしい。リーグ戦にも勢いをつなげたい」と、今季の充実に気持ちを込める。
今後も苦しい残留争いが続くが、この一勝で勝利の感覚を思い出し、チーム一丸となってシーズンを戦い切りたい。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/09/10 16:17