7日に控えた天皇杯2回戦。試合に向けて、選手たちのアピールが始まっている。GK渡辺泰広もその一人で「超出たい! 準備はめっちゃできています!」と意気込んでいる。
ユースからトップに昇格し、今年でプロ3年目。二度の左肩脱臼骨折もあり、ここまで思うように試合に絡むことができなかった。だが夏に復帰してからコンディションも上がっており、「自分でもプレーに波がなくなったと思う。接触プレーに対する怖さもなくなった」と自信をのぞかせる。
2回戦の相手は、GK東口順昭の出身校でもある新潟経営大。部員の中には、渡辺とユースの同期だった田中僚(つかさ)がいる。「中学高校の6年間一緒にやっていたから、特徴は分かっているつもり。同い年の選手も多いので、やられたくない。もし対戦したら、絶対ゼロに抑えます」。
20歳のはつらつとしたコーチングで、練習からチームを鼓舞する渡辺。今季初のベンチ入りを狙う。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/09/04 10:10