今節の岡山戦から神戸戦、松本戦へと続く“真夏の3連戦”を控えた東京V。チームは現在、プレーオフ圏内の6位・徳島との勝ち点差3と、「6位のお尻が見えている」(佐藤優也)。
J1昇格を目指す東京Vにとっては、この3連戦が一つの勝負どころと言っても過言ではない。守護神の佐藤はこの3連戦の展望を「個人的にこの3連戦は勝ち点7ぐらい欲しい。プレーオフ圏内に入れば、それが終盤へのモチベーションにもつながる」と話している。
しかし、岡山戦は主将の飯尾一慶と鈴木惇が出場停止と苦境に立たされており、さらに西紀寛、石神直哉、福井諒司と警告3枚で出場停止にリーチがかかっている選手がいるなど、再びカードトラブルに見舞われる可能性がある。
それでも選手たちは「ピンチをチャンスに変える」(佐藤)とこの状況を前向きに捉えている。「夏場は総力戦」(刀根亮輔)。まさにチームはいま、“総合力”が問われる局面に立たされている。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/08/16 15:12