15日に行われた紅白戦は、三原雅俊や森岡亮太が好プレーを披露するなど、BチームがAチームを圧倒する内容だったが、安達亮監督は選手たちのメンタルを捉えてこう話す。「紅白戦はBチームのモチベーションが高くなる。Aチームは、やろうとすることを忠実にしようと意識するので、どうしても堅くなってしまうもの」。特に、前節・岐阜戦で敗戦したこともあり、Aチームが抱えたのは悩みそのものだったかもしれない。
ただ、「負けは引きずっていませんよ」と、小川慶治朗はポジティブだ。「練習で良いところ悪いところありますけど、良くできたことを頭に置いて、勝ちだけを目指して、みんなで一つになってやりたいです」と力強く言い切った。
今節対戦する山形について、「のせたら(J2で)一番良いサッカーをする」と、古巣戦にのぞむ田代有三は警戒感を隠さない。神戸は迷いのない“神戸らしさ”で、難しいアウェイ戦での必勝を期す。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/08/16 14:25